岡崎市の家1
限られた、決して広くはない敷地の中へ様々な要望を出来る限り空間のレベル差を利用してプログラムしています。
各部屋に対して南面をより多く確保する為、アプローチを木格子の回廊とし、建物奥へと導いています。
内部空間はフロアレベルの高低差を利用した隠れ家的な雰囲気の書斎、その下を利用した腰高納戸、スノコデッキからアプローチする空だけが眺められる2層バルコニー、風通しの気持ちの良いロフトスペース、極力天井高さを落した古民家風の和空間など小さなボリュームの中でもレベル差を利用して空間に変化を与えています。
外部構成は重なり合う窓と窓を通して建物の向こう側の空が見える様な、行き交う人々に圧迫感を与えない様な設えと共にシンプルな白い箱の形状としています。
空間に対して極力移動距離を省略した便利さも大切ですが、移動することによって生まれる気持ちの変化やレベル差により目線が移り変わることによる景色の変化を感じられることは住まう人々にとって便利さ以上に気持ちの豊かさを与えられるのではないかと考えました。
■建築面積/67.65㎡ ■延床面積/121.34㎡
■エリア/愛知県岡崎市 ■主体構造・工法/木造
■主要用途/専用住宅 ■完成/2008年10月 |
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